秋を過ぎ、こども達の遊びもこのところ一段と成長しています。室内の中には、いろいろな遊びができる環境を工夫しているのですが、遊びにはどんな目的があり、遊びを通して何が経験できるのかをクラスの職員も考えながら保育を行っています。そんなお部屋の中を覗いてみたいと思います。
戸外遊びをたくさん楽しんだ後の室内遊びです。“このおもちゃであそびたい”と、自分で選んだおもちゃ。隣の友だちが気にならないほど自分の遊びに、とても集中しています。
自分の体を使って保育者の足トンネルくぐりを経験しての室内遊び。経験と遊びがつながるよう牛乳パックのトンネルくぐりを用意すると “くぐる” “出入口がある ” “くぐるための大きさはどうかな” などが遊びを通して分かります。
動物園に出掛けた自分の体験が遊びになっています。楽しかった思い出を再現すること、遊んでいる子自身も楽しいでしょうね。
つなげてつなげて、もっとたくさんつなげてみよう。たくさんたくさんはさんでみよう、などの遊びの目的がありますね。自分のやりたいことに気持ちと手先が集中しています。
人形の世話、料理ごっこ、こども達にとってはお母さんや保育者の真似をする楽しさが、身近な遊びの一つです。
大きな積み木を積む、上に乗せる。この遊びは単純に見えますが、乳児期にとても大切な遊びのひとつです。遊びを楽しめば楽しむほど、成長とともに遊びが広がります。何を作っているか分かりますか?祭りの太鼓とバチに見立てて遊んでいます。周りにも高く積み上げられていることで、祭りの賑やかさが伝わってきますね。
0.1歳児は練習遊びをたくさん経験すればするほど、成長と共に自分の遊びができるようになり、その後友達と一緒に遊ぶことも出来るようになります。友だちと遊ぶって楽しいなに繋がっていくように、この時期の遊びを大切にしていきたいと思います。