うさぎ組さん パートⅡ

 秋頃から、山遊びを楽しんでいるうさぎ組さん。山の登り下りも日に日に、スムーズになっています。体が発達していることは、もちろんですが、乳児園庭での高台の登り下りの経験も、ここに結びついているのだろうと感じます。足腰の発達とともに、繰り返し遊ぶことで「ここは手をつきながら登ろう」「(斜面が急だから)座ってすべりながらおりよう」などの感覚が育っていきます。自分のできるを知り、できるに合わせて体を使って遊ぶ姿に成長を感じます。

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 トンネルくぐりも大好き!ただくぐっているように見えますが…ちょっと頭をかがめていますね。自分の体の大きさとトンネルの大きさが分かっているからこそできること。空間認知能力が育っています。自分の身体を知る事も、とても大切なことですね。

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 広場では、平均台あそび。座ってすすむ→カニ歩きですすむ→足をそろえて少しずつ前に出す→片足を交互に前に出す。バランス感覚を養いながら、遊び方にもそれぞれの成長が見られるようになりました。

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 芝生広場に植えてあるモチノキやクロガネモチなどの赤い実探しも子どもたちの大好きな遊びです。自然物に触れることで四季を感じるだけでなく、色の認識や数・形の違いにも気付いていきます。

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 室内では、再現遊びが盛んになってきました。お家の人や先生の真似っこかな?掃除用具を用意すると、こちらが何も言わなくても窓拭きや床拭きを始めていました。

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 お医者さんごっこでは、人形や友達、先生を相手に聴診器をポンポンあてたり、体温計で熱を測ったり、注射をしたり・・・。きっと自分がしてもらった経験を人形や先生にしているのでしょうね。再現遊びは普段の生活が遊びに現れます。遊びを表現する力や想像力も豊かになり、また関わりの中でコミュニケーションの力も育っていきます。

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