さつまいも掘り(年長)

6月につるさしをして、5か月。つるさしの時には、こんなに細い小さな白い根っこの、どこにさつまいもができるのかな? と不思議そうにつるを眺めていた子どもたちでした。でも、どんどんたくましくつるが伸び、葉っぱが大きくなるにつれて「土の中でお芋も大きくなっているかな?」 と期待しながら、草取りをして、大事に育ててきました。先週は年中さんが、今日は年長さんが掘りました。

立派に育ったつるを前に、さつまいもの葉っぱはどんな形かな?と先生が問いかけると、「ハートの形だ!」「きれいな葉っぱ!」と声が上がっていました。つるを引っ張ると一緒にお芋が抜けて、「わー くっついてる!」と大歓声!

つるとマルチを取ると、お芋の頭が土の上に顔を出していました。

お芋が割れてしまわないように、まず、周りの土を掘っておいて、指先にしっかり力を入れて、慎重に慎重に・・・。

「みてみて こんなに大きいよ!」 「ちっちゃいのも見つけた!」 「この前、お店に売ってたのと同じ形だったよ」 「焼き芋にピッタリの大きさだね」 「こんなに太っちょ」

みんなで力を合わせて掘ったお芋、何個あるのかな?大きいのも小さいのも、きちんと並べて数えてみたよ。

各クラス、99個と97個と82個・・・全部で278個!

採れたてホヤホヤのお芋を、ホットプレートで焼いてもらうと・・・「いいにおい~」 「パン屋さんの匂いみたい」

自分たちで育てたお芋を、掘り、その場で味わうことで、収穫の喜びを体験することができました。焼きたてのお芋、「すごーく甘い!」「おいしいね」「ちょっとお塩の味がする」と笑顔がはじけていましたよ。