ひなまつり

3月3日桃の節句、ひなまつりの由来を聞いたり、作った雛飾りを友だちと見せ合ったり、各クラスで、ひなまつりを楽しみました。

ひなまつりは女の子のお祭り。女の子が病気になったり、事故にあったりせず、大きくなりますようにとお願いするために、ひなまつりをするようになったんだよ。

ながしびな・・・昔は草やわらで人の形に作ったものを川に流す「流し雛」をしていたよ。子どもたちが元気に暮らせるようにと願い流し雛をしたんだって。そして、少しずつ人形が立派になり、人形を飾るようになったんだよ。人形は、みんなの体についている悪いものをもらってくれるから、人形を飾るとみんなが元気に過ごせるようになるんだって。

ひしもち・・・ひしもちは色、一つひとつに意味があるんだよ。

赤は、悪いものから守ってくれる。白は、長生きができますように。緑は、ずっと元気でいられますように…。ひな祭りは、春のお祭りだから、ひしもちも春らしい色でできているんだよ。「白い雪の下から緑の芽が出て、桃の花が咲きました」ということを昔の人はイメージしていたんだよ。

ちらし寿司・・・ひな祭りに食べるちらし寿司には、山や海からとれた縁起のいいものがたくさん入っています。

エビ・・・背中が丸くなるまで、長生きできる。レンコン・・・穴があいているから見通しが持てる。豆・・・健康でまめに働ける。という意味が込められています。

 

どうして人形を飾るの?

ひな人形は、病気や事故からみんなのことを守ってくれるとされています。そのため、女の子が元気で幸せになる様にお祝いの気持ちや願いを込めて飾ります。一番上の段にいる男の人のことをお内裏様(おだいりさま)女の人のことをお雛様(おひなさま)と言います。ひな人形はこの二人の結婚式の様子を表しているんだよ。

三人官女(さんにんかんじょ)・・・二段目は、三人官女だよ。お雛さまの生活のお世話や、色々な事をお雛さまに教えていたんだって。三人の顔はみんな違うことに気が付いたかな?1人の顔は眉毛がなく、お歯黒をつけています。昔は、結婚した女の人は、眉毛をそって、歯を黒く塗っていたんだよ。

五人囃子(ごにんばやし)・・・左側から、「太鼓(たいこ)」「大鼓(おおづつ)」「小鼓(こつつみ)「笛」「謡(うたい)」の順で並んでいます。それぞれ違う楽器を持っていて、みんなで演奏して、お内裏様とお雛さまの結婚式を盛り上げる様子を表しているよ。

随身(ずいじん)・・四段目には、お内裏様とお雛さまを守る、左大臣と右大臣がいます。お内裏様やお雛さまを守るために、弓や矢を持っているんだね。

嫁入り道具・・・六段目にあるのは、たんすや食器、お化粧道具などの嫁入り道具です。嫁入り道具は、お雛さまが生活に困らないために持って行くんだよ。

みんな、どんなお雛さまを作ったのかな?

このお雛様、かわいいね!

部屋でも、ひな人形のパネルを並べて遊んでみたよ。

ハレの日献立のちらし寿司。「いただきま~す」

パクパク、モグモグおいしかったね!