9月1日は防災の日。園では8月31日に、防災訓練と引き渡し訓練を実施しました。天候の関係で遊戯室での開催になりましたが、子どもたちは、防災の日の由来や、ヘルメットのかぶり方、避難時の約束についての話を聞きました。
今から、99年前、1923年(大正12年)9月1日、11時58分に関東大震災という大きな地震がありました。お昼近くの地震だったので、食事の準備のために、火を使っている家も多く、火事が3日間も続いたそうです…大きな地震の話を、真剣に聞いていました。
頭を守るために、ヘルメットをかぶって避難します。顎のひもについているストッパーをぎゅっとしめ、ヘルメットがぐらぐらしないようにかぶりましょう。
避難するときの約束は、「お・は・し・も」 押さない、走らない、喋らない、戻らない の約束を守って、避難します。いざという時に安全に避難できるように、訓練の時も、約束が守れているか、1つ1つ確認しています。家庭でも、避難の仕方や防災について、日頃から、話題にしておくといいですね。
「電気やガスが使えなくなった時に、こういうごはんを食べるんだよ」 お昼ごはんには、非常食を食べる体験をしました。「お芋好き!」と喜んで食べている子が多かったです。
引き渡し訓練時も、災害を想定しヘルメットをかぶり、お迎えを待ちました。一斉メールを見て、一番早くお迎えに来られる方が、迅速にお迎えに来ていただき、災害時のスムーズな引き渡しの訓練ができました。災害はいつ起こるかわかりません。引き渡し訓練は年に一度ですが、子どもたちの安全のために、保護者の皆様にご協力をいただきながら、毎年しっかり訓練していきたいと思いました。ありがとうございました。