たけのこ

年中のお部屋で、今が旬の野菜の写真が飾ってありますが、その中のたけのこを見て、「これはなあに?」と聞いてきた子がいました。「たけのこだよ」と言うと、「これはたけのこじゃないよ」という子がいたので、給食にたけのこの煮物が出る日に合わせて大きな大きなたけのこを持ってきてくれた美保子先生。持ってみたり、切って断面をみたり、触ったり、においをかいでみたり…。たけのこを知っている子も初めて見る子も、これがたけのこなのね~と十分観察した後に、たけのこの煮物を給食でいただきました。

そして、今朝和人先生が、「これなんだ?」と、たけのこを持ってくると、「おさかなだよ~」と何人かの子が言っていました。そして、お部屋のお台所からさかなを持ってくる子がいて、「ほら一緒だよ」と言ってる子もいました。

実際にたけのこの皮をむいたり、においをかいでみたり、皮で遊びながらたけのこの皮の感触に不思議そうな顔をしている子もいました。

 

大人は「たけのこってこういうの。」って知っていても、こどもにとっては「コレナンダ?」っていうものもたくさんあるんだな~と感じました。

「今が旬なもの」「皮をむいてむいて…そしてその中のものを食べるもの」「生では食べられないらしいこと」「感触はこんなので、においはこんなので、味はこんなので…」いろんないろんな情報を、目で見て、触って、におってみて、食べてみて…「あ~これはたけのこね」と知っていくんだと思います。

今日はハレの日献立で、おひるごはんにたけのこご飯が登場します。さっき見たものがたけのこで、それがご飯に入っているのね~。なんて感じるおひるごはんになるといいなと思います。