3月11日(木)
先日、かっこう(年長)さんが冬野菜をみそマヨネーズをつけて食べているのを見たり、お味噌汁を作っているのを見たりしたつばめ(年中)さん。あのお味噌は自分たちで作ったんだよと言う話を聞き、「お味噌ってつくれるの?」と驚き、さっそく、かっこうさんに聞きに行ったり、あやか先生に聞いたりしました。
お豆を煮るんだよ。麹というのと混ぜるんだよ。すぐには食べられないんだって。塩もいれたような…?つばめの時に作ったんだよ。いろいろな話を聞いて・・・。
「作ってみたいな~。」とつばめさん。
あっこ先生が、夏に作った枝豆を干した大豆を持っていたので、足りない分の大豆を足して、みんなでお味噌を作ってみることにしました。さて「大豆」がどんな姿に変身していくでしょうか?
3月9日の朝の「大豆」はかちかちです。
きれいに洗って一晩お水につけておくと…
3月10日の朝、お豆の形が変わっていてびっくり!
朝から、火にかけてコトコト煮ていると、泡ぶくぶくぶく・・・
お豆が柔らかく煮えました。
本日3月11日、いよいよ、お味噌づくり当日です。
柔らかく煮えたお豆を潰して潰して・・・指でつぶしたり、手のひらでつぶしたり、グーで押したり
つぶれたよ。
あっこ先生が、仕上げにすり鉢でつぶしてくれたり
麹と塩を混ぜたり
みんなのつぶしたお豆と合わせて、
みそ玉できた!どんなにおいなんだろ?
みそ玉、バーン!!!
空気を抜きながら、樽に詰めていきます。
最後に少し残しておいた塩を上にかけて、完成!
今から食べるの~?違うよ!かっこうさんになってからだよ!かっこうさんのいつだっけ?運動会の頃だよ~。そんなことを話しながら作りました。
コロナウイルス感染予防のことも考えて、全工程をみんなで作ることは控え、先生が作るのを見ていた時間もあったけど、実際にカチカチの大豆が、お水につけると形が変わったり、長い時間火にかけて、柔らかくなっていく過程をみたり、実際にみんなでつぶしたりしました。
さあこの先は、麴菌に頑張ってもらうことにしましょう・・・静かなところに置いておいて、お味噌になるのを楽しみに待とうと思います。
お味噌が完成する頃には、みんなはかっこうさん。もっともっと遊んで、心も身体も大きくなっていることでしょうね。
そして、今日は3月11日。10年前の今日、日本中が悲しみに襲われたことをつばめさんは知らないと思いますが、今日もこうやって、いつもの日常が送れてありがたいな。今日こうやって過ごせることに感謝したいな。と思いました。