5月22日(水)
今月の環境認識のテーマは「どうぶつ」
5月に入ってからのつばめ(年中)組の様子です。
あそびは、子どもたちが自分のやりたいことを楽しみながらすることです。幼児クラスのお部屋の課業台は動物に関係する物や図鑑がたくさん置いてあったり、掲示してあったりと動物だらけ。子どもたち同士で遊びながら動物について話したり調べたりする中で関心を広がっていきました。
クラスでは
動物ってどんな所に住んでいてご飯を食べるのかな~と話し合ってみたり
動物のこどもたちがこどもの森に通っていたら?
どんなお弁当(食べ物)を持っていくいのかな?誰がお迎えにくるか?(動物の親子)、どこに帰るのかな(すみか)など、考えて遊びました。
そして今回の親子遠足では、いろいろな動物たちの特徴に気がつけるようなお題を用意して親子で一緒に動物を観察しながら動物図鑑を作ってもらいました。
年少さんは「しっぽがある?ない?」「脚の数は2本?4本?」
年中「脚の数」「誰の口?」「誰のうんちかな」
年長「指がある?ない?」「どこに住んでる?(水辺・草原・空)」「口(牙がある?くちばしがある?どちらもない?)脚の数は?」など
そして昨日はつばめさんでは、おうちの人と一緒に作った動物図鑑を元に話し合ってみました。動物園で見てきたことを思い出しながらいろいろな意見が出ました。
そして動物の体長とみんなと比べてみました。
ペンギンさんはこのくらい。おさるさんは?ライオンは?園長先生と比べたら?しろくまは?ぞうは?キリンは?みんなと比べてどっちが大きいかな?せいくらべ。
次は誰かな?サル、ライオン、しろくま、時には園長先生と比べたり。ぞう、キリンも。
キリンは大きいね!子どもたちから大歓声があがりましたよ。実際にみてきたキリンも、自分達の生活している空間で比べてみると大きさも更に実感できたかな?
最後はお引っ越しゲーム
自分が持ってるカードの動物の特徴を言われたら別の場所(椅子)に引っ越します。
「私は草を食べます」
「私は水の中に住んでいます」
遊びは自分の楽しみのために行う活動ですが、自分が遊んでいる中で、あれどうやって相手にどう伝えればいいんだろう?や、もっとこうしたいのに。や、どうしてうまくいかないんだろう?などいろいろな課題にであうと、こどもたちは知らない間に経験した事を活かして問題を解決して、遊びをよりよいものにしていきます。
そんなときに、物事をいろんな方向から見たり、こっちのものとこっちのものをくらべてみたり、それぞれの特徴に気がつける経験をたくさんしていることで、今自分の目の前にある課題がより明確に見えたり、解決する糸口が見え、あそびがより豊かな物になりますね。
環境認識は、目的をもって遊ぶ事で、遊びながら、自分自身で何かに気づいたり、お友だちの気がついたことを知ったり、自分とは違う視点があることに気がついたりする経験をするためにする遊びで、決して動物の体長や食べ物などの知識を得るためにやることが目的ではないんです。
さて、四角いマグネットと三角のマグネットの違いはなんでしょう?こどもたちは実際に見てきた動物を思い出しながら、5枚の写真を比べながら、住んでいる場所、食べるもの、瞬時に分類しながら答えていましたよ。
ちなみに、「歯の形が違う」「食べるものが違う」「肉を食べるからきばがある」「肉食と草食にわかれてる」などの意見がでました。