見立て

4月12日(木)

1才(すずめ)児さんの遊んでいる様子です。

何をして遊んでいるかわかりますか?積み木で屋台を作りおまつりを楽しんでいます。

「おーそりゃ!」「おーそりゃ!」と言いながら。時には、調子を合わせて自分の手を挙げたりしながら。自分が動いてみたり、作った物を動かしてみたり。上から見たり、同じ目線になって見てみたり。

 

去年の秋のお祭りのことを思い出して、楽しんでいます。

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安心して遊べる環境を大人が保証し、静かに見守ると、約15分間、黙々とおまつりの世界を楽しんでいました。

そして、ふと我に返ったとき、「みて~」と作った屋台を指さしながら、先生の所に駆け寄っていきました。

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なんて素敵な作品。2才0ヶ月の子の作品です。

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小さい子が初めて積み木を手にすると、まずはなめたり、たたいたり、投げたり、・・・そのうち重ねることができるようになり、それを楽しみます。それを何度も試した結果、よりたくさんの物がつめるようになります。

そんな経験で手先の器用さが備わり、少しずつ何かを想像したものを生み出していきます。

こんな風に作れるようになるまでには、道具について知ることや、失敗したときに、別の方法を試してみること、物の使い方は1つではなく、たくさんあること、そして、失敗してもまた作ればいいや!ということを知っていることなど、たくさんの経験があるからなんだと思います。