1月21日(木)
今月の幼児の環境認識のテーマは「かぞく」
「わたし」・「ぼく」の周りにいてくれる人がいる。一緒に遊んでくれる人がいる。自分を助けてくれる人がいる。可愛がってくれる人がいる…近くにいるから当たり前だけど、自分の近くにいる「かぞく」に触れる一か月です。
年末からひばり(年少)組が「かぞく」についてみんなで遊んでいる様子です。
年末のお話。みさ先生のおうちには誰がいて、○人で一緒に暮らしているよ。ちあき先生のうちには誰がいて、○人で一緒に暮らしているんだよ。みんなのおうちは誰がいて誰と暮らしているのかな~?
年明け、ひばり組の壁には、それぞれのおうちで作ってきてくれた家族カードがいっぱい。
みんなのおうちの家族を知ったところで、かぞくがテーマの絵本を読んだり、家族カードを見ながらそれぞれの家族の紹介をしたり。自分の家族がでてくるとみんなの顔がにっこりでした。
お部屋にはこんなものがおいてあったりして、自由に遊んだりしていました。
みんな一人ずつ首からかけたカードを使って、家族を作ってみたり、同じ絵のカードの人で集まってみたり、いろいろなお題でいろいろなパターンの家族を作ってみたり…
クラスの子の兄弟の写真をみて、自分はお兄ちゃんかな~ お姉ちゃんかな~?自分の兄弟の写真が出てきて嬉しそうなひばりさん。「お兄ちゃん」、「お姉ちゃん」ということばはなじみがあるようですが、「妹」「弟」と言う言葉はなじみが薄いようでした。
どっちでしょう~ゲーム。(この絵を見て)「お兄ちゃんはどっちでしょう?」「お姉ちゃんはどっちでしょう?」
今月は「かぞく」をテーマに楽しみました。
「お父さん」「お母さん」「お兄ちゃん」「お姉ちゃん」「妹」「弟」…「自分からみると弟だけど、お母さんからみると息子…」「おばあちゃんの娘は自分のお母さん…」「かぞく」まだひばりさんには難くて、わかる子もいるけどわからない子もいます。それを覚えてもらうために環境認識があるわけでなく、「かぞく」って存在がいて、「かぞく」たちに支えられながら自分がいて、自分が大好きなお兄ちゃんは「かぞく」なんだな…。「へ~そうだんだ」って少しでも思ってくれるといいな。
お兄ちゃんがいる人~?お兄ちゃんとお姉ちゃんがいる人~?兄弟がいない人~?妹がいる人~?と聞かれて答えたり、絵本を読んでもらったり、いろいろなゲームをしたり、人の話を聞いたり自分に聞かれたりしながら、先生やお友達の話に耳を傾けたり、自分のうちはどうだったかな?と考えてみたり。みんなと一緒に活動したり…。そんなことを繰り返していくうちに、自分をとりまく世界が広がり(知っていることが少しずつ増えてきて)、お友達との会話が広がったり、遊びが広がるといいなと思っています。