11月20日(金)
大人も「あれ?」「これは何だろう?」「これはどういうことなんだろう?」と思うと、そのものをじっと見てみたり、おそるおそる触ってみたり、においをかいでみたりしますね。
こどもも同じように、「あれ?これは何だろう?」と思うと、じっと見たり、そっと触ってみたり、小さな子は口で確かめてみたりします。触って、物の関係に気が付くことでいろいろなことが分かって世界が広がっていきます。
そのために使う「手」。いろいろな手を見てみました。
一番小さいクラスの子の手。平たいものをもつのは難しいな。どうやったら持てるのかな。穴に入れるためには…どうすればいいんだろう?穴に入れた時に手を離すと落ちるみたい…何度も何度も試していました。
手に持つ、持ったものを離す、小さなものを持つ、くっつける、手首を回す、両方の手で別々のものを持つ、穴に紐を通す、ねじる、こする、丸める、微妙な力加減、微調整、想像しながら…いろいろな経験を何度も何度もするうちに、できること、知ってることが増えてきますね。そして、より細かいことが楽しめるようになってできることが増えてくると、それをお友達と一緒にやることが楽しくなっていくんだと思います。
モミジバフウを見ながら制作していました。素晴らしい紅葉です。実際に目で見ながら、道具を使いながら、押す場所を考えながら…
ステキな作品ができそうです。